杉野の「ちょっぴり反省したこと」

こんにちは!ファンファレスタッフの杉野です。
今回のちょっぴり、まったり、ほっこり。
テーマが「ちょっぴり反省したこと」というで、恥ずかしいですが、僕が反省したことを語りたいと思います。

皆さんは「知ったかぶり」をしたことはありますか?

おそらくほとんどの人が、大なり小なり、多かれ少なかれ、知ったかぶりされたことがあるでしょう。

やりたくなくても、ついついやってしまう知ったかぶり。

僕もよく知ったかぶりをします。

僕はあまりテレビを見ないほうなので、世間で話題になっているニュースを知らなかったりするのですが、
みんなでその話で盛り上がっていたりすると、ついつい知ったかぶりで会話に参加してしまいます。

ニュースの内容をよく知らないので、意見を求められたりしたときには、

「う〜ん、これは難しい問題ですよね…。深く考えだすとわけが分からなくなりますよね。」

というような、全く深く考えていない大雑把なコメントでお茶を濁しています。

普通はそれでも、ある程度問題無く切り抜けられるのですが、ごくまれに、知ったかぶりをしてしまったがために、窮地に追い込まれてしまうことがあります。

今回はそんな話です。

先日、友だち数人と飲んでいた時のこと。

ふと、ひとりの友だちが「○○っていうバンド知っとる?」と言い出しました。

僕は知りません。聞いたこともありません。

なので、「いや、知らんよ」と言おうとしたのですが…

「知っとる知っとる!あれめっちゃかっこいいよね!」
「俺1回だけライブ見に行ったことある!」

と、意外な爆発力で盛り上がりだしました。

こうなってしまうと、判断が非常に難しくなってしまいます。

「知らない」という事実を伝えることで、盛り上がりに水を差してしまうかもしれないし、何よりこの盛り上がり方でいうと結構な時間、このテーマで語られることになりそうです。

すると当然、僕はその間会話に参加出来ず、ちょっと部外者みたいな感じになります。

友だち同士だし別にいいじゃんと思うのですが、そこでつい知ったかぶってしまうのが人間の弱さ。

「あ〜、あれいいよね〜」

非常にぼんやりとしたコメントで、僕も参加してしまいました。

始めのうちは、そんな曖昧なコメントでも何となく会話に乗れていたのですが、話はどんどん深い方向に…。

「俺、あの曲が一番好きっちゃん!」
「あぁ!あれかっこいいよね!あのギターがうんぬんかんぬん」
「でも、俺はあれの方が好きかな。何か、イメージがガラッと変わったよね」

具体的な曲の名前が出てきて、挙げ句の果てに、ギターやベースのかっこよさ、バンドの音楽性の変化の話まで入ってきました。

ここまでくると、曖昧なコメントでは僕が知ったかぶりをしていることがばれてしまいます。

僕は知ったかぶりをしたことを後悔していました。
一度知ったかぶりをしてしまうと、なかなかそこから引き返すことができません。
もはや僕は、知ったかぶりの迷路に迷い込んでしまっていたのです。

心の中で、「頼むから俺に話をふらないで」と祈っていました。

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ところが、

「けんやは何の曲が好きなん?」

血も涙もない冷徹な一言が、僕に向かって投げかけられました。

ここからが本当の勝負です。

僕は、自分が持っているバンドの知識をフル稼働して、答えを探しました。
そして出た答えが…

「やっぱり俺はファーストアルバムが一番好きかな。一番勢いがあるし」

これは、世の中のバンドは大体ファーストアルバムに定番の名曲がひとつかふたつあること。
そして、最初の作品であるがゆえに、荒削りであまり洗練されていないパターンが多いこと。

これらのデータから導きだした、曖昧かつ、それっぽい答えが、上の発言でした。

よし!上手く乗り切った!

僕は心の中でガッツポーズしていたのですが、現実はそう甘くありません。

「ファーストアルバムは名曲多いけんね!どれが一番好き?」

もうダメでした。

「ええと、あの、アレ。ど忘れした。ええと、なんかあるやん、あれあれ。う〜んと、まぁ、正直よく分からんちゃけど、ええと。ごにょごにょ…」

僕の知ったかぶりを察した友だちたちは何とも言えない表情で、僕を見つめていました。

そして結局、その後僕に話がふられることはほとんどなく、そのバンドの話が続いていきました。

やはり、知ったかぶりはなるべくしない方がいいなと、その時強く反省しました。

去年流行った「let it go」ではないですが、等身大の自分で、ありのままに生きていくほうが、最終的には幸せになれそうです。

と、分かっていても、僕はその後も曖昧なコメントでお茶を濁し続けています。

まだまだ修行が足りません…。

ということで、今回のお話は
松たか子さんの「Let it go」とともにお送りしました!
ありのままの自分で生きていける強さを身につけていきたいです。