店主嶋崎の「ちょっぴり怖い・怖かったもの」

こんにちは。

ファンファレ店主の嶋崎です。

 

朝晩寒くなって、ちょっと風邪ひきかけてます…

どうかご自愛ください。

 

 

さて、今回のちょっぴり、まったり、ほっこり、

テーマが【ちょっぴり怖い・怖かったもの】ということで、あまり幽霊も信じないし、絶叫系も大好きだし、ないな…と思っていましたが…

そういえば大人の世界は怖いものですね…

 

 

そんなことは置いといて、今回は物心がついたくらいの子どもの頃、ちょっぴり怖かった話を。

 

 

家の駐車場の横に得体の知れない建物がありました。

 

 

30年はあろうかという古いトタンの建物。

 

 

扉には古びて少しサビて、太いチェーンでつながれた大きな南京錠がかかっており、いつも固く閉ざされていました。

 

 

子どもながらに中で何が行われているのか…怖くてしかたありませんでした。

 

 

ある時一人で遊んでいると、その得体の知れない建物の前に人形みたいなタオルのような何かが落ちていました。

 

 

近づいてよく見てみるとそれは動物でした。

 

 

なんと、イタチの死体だったのです。

 

 

ちょうど戦隊モノアニメを見ていて、戦隊の一人が捕らえられていて拷問を受けるみたいなシーンを見たばかりだったので、

 

 

(このイタチもこの中できっと何かされたんだ…)

 

 

と想像し、怖くなって思い切り走って家の中に入りました。

 

 

その時は怖くて、怖くて。

 

 

(人に言ったら自分もあんな目に合うかもしれない…)

 

 

母にも言えず、自分だけの秘密にしようと頑なに黙っていました。

 

 

そうして、時間が経ち、やはり気になってしょうがない幼い僕は、意を決し、得体の知れない建物の中を覗いてみようと決意するのでした。

 

 

 

身を守るためにそこらへんで拾った棒切れを持ち、得体の知れない建物の前に立ち、一歩、足を踏み出しました。

 

 

すると、右手に衝撃が走りました。

 

 

(チクっ!!)

 

 

なんとそこにはハチが僕の腕を刺している光景が!

 

 

 

 

 

「ぐわぇああああああっぁああ〜!!!」

 

 

 

 

 

痛みと驚きで泣きわめきながら家に駆け込みました。

 

 

 

腕は見事に腫れあがり、数日は痛みとかゆみで苦しんだのを覚えています。

 ※アシナガバチというのに刺されたそうです。

 

 

(きっとあれは近づくヤツを攻撃するハチなんだ…)

 

 

 

(やっぱり、近づくのはもうよそう)

 

 

 

そう思い、得体の知れない建物に近寄らないようになりました。

 

 

でも知りたいものは知りたいと欲求を抑えられないのが世の常。

 

 

 

距離を置きつつ、遠目から得体の知れない建物を見ていました。

 

 

 

見て、びっくり。

 

 

 

まさか、得体の知れない建物のカギが空いているではないか!

 

 

 

誰か、何か出てくるかも…

 

 

 

そう思い、今度こそはとじっと得体の知れない建物の様子を観察していました。

 

 

 

 

 

 

すると10分ほど経った頃でしょうか。

 

 

 

 

 

 

とうとう、あの得体の知れない建物の扉が開きました。

 

 

 

そして、人が一人出てきました。

 

 

 

よく見ると自分の父親でした。

 

 

 

(なぜ?!もしかして中で一緒に悪いことをしているの…?)

 

 

 

意を決して、おそるおそる、父に近寄り、問いかけてみました。

 

 

「お父さん、何しているの?」

 

 

「おぉ、和規か、お仕事の道具が入っとるとよ。」

 

 

敵のアジトですごい機械が入っているかと思いきや、中を覗いてみると木材ばかりでした。

 

 

ウチの父は大工をしていたので、木材を取りに来ただけでした。

 

 

 

怖かったけど、実は少しワクワクしていたのに、ちょっぴりガッカリ。

 

 

 

今は引っ越して昔の家もあの倉庫も潰されてなくなってしまいましたが、いい思い出です。

 

またあの頃のように少し怖くて、でもワクワクすることを見つけたいものです。

 

 

今回のちょっぴり、まったり、ほっこりのBGMはエキセントリック少年ボウイオールスターズの【エキセントリック少年ボウイ】でお届けしました。

 

 

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