薄着の季節になりました。体重を減らしたいのに「キツいエクササイズなんて嫌だ!」とか「ジムに行く時間が取れない…」という人も多いのではないでしょうか。しかし、普段行っている家事も意外と消費カロリーが高いんです。
今回は、それぞれの家事の消費カロリーをご紹介します。
しっかりと家事をこなして、効果的にダイエットを行いましょう。
体重50kg、30分間行った場合の一般的な家事の消費カロリーをまとめてみました。ちなみに、同じ条件で普通の速度(約4km/h)でウォーキングを行った場合の消費カロリーは約105キロカロリーです。
家事の種類 | 30分あたりの消費カロリー |
皿洗い | 47キロカロリー |
アイロンがけ | 47キロカロリー |
料理 | 86キロカロリー |
床の掃き掃除 | 86キロカロリー |
掃除機をかける | 86キロカロリー |
風呂掃除 | 91キロカロリー |
床の拭き掃除 | 91キロカロリー |
モップがけ | 91キロカロリー |
洗濯(干す、取り込む、たたむ) | 105キロカロリー |
※ 動作の具合によって消費カロリーに変化あり
それぞれの家事の動作で鍛えられる筋肉も違い、全身運動となるので、家事を運動と捉えれば面倒に感じることも少なくなるかもしれませんね。
また、なるべく連続して行った方が運動効果は高いため、まとまった時間をとって一気に家事を済ませてしまうのもおすすめです。
家事で運動効果を上げるためのポイントは「意識的に筋肉を動かす」ことです。なるべく大きな動作で力を込めて行いましょう。
意識的に行うことで、効率良く筋肉を鍛えることができます。
例えば、床の拭き掃除であれば二の腕の筋肉を意識しながら同じ場所で遠くまで拭くように腕を伸ばして行います。可能であれば、膝を床に付けずに行うことでさらに足腰も鍛えることができます(腰が弱い方は注意しましょう)。
また、呼吸は止めないよう意識しながら行いましょう。
そして、買い物へ出かける際には、車や自転車を使わずに歩いていくことで、ウォーキングを家事に取り入れることができます。
お皿を洗っている時に、つま先立ちをしたり、腹筋に力を入れたりすると、普段は使わない筋肉も一緒に鍛えることができ、消費カロリーもアップします。
ちょっとした意識の持ち方で、日常行っている家事をより効率的な運動に変えていくことができるのです。