こんにちは。
ファンファレ店主の嶋崎です。
ゴールデンウィーク、雨が降りそうなニオイがしますね…。
無事天気がもってくれるか、気になるところです…。
ということで、今回の『ちょっぴり、まったり、ほっこり』のテーマが
【気になる○○】ということで、
気になるのは年末にみんなに愛され惜しまれながら閉園した北九州のテーマパーク、スペースワールドですね。
僕は大学生の頃、3年間スペースワールドでバイトしていて、しっかり情が湧いてしまっています。
そんなスペースワールドが閉園し、
昔のクルー(バイト仲間)がスペースワールドの遊具たちが解体されているという情報をフェイスブックなどでアップしているのを見ると、少しセンチメンタルな気分になってしまいます。
ちなみに僕が働いていたアトラクションは全く何のニュースもなく、
きっと解体されて藻屑や鉄の材料の一部となってしまうんだなと考えるとさみしくなります…。
せめて引き取り手がないスペースシャトルくらいは個人的にはそのまま北九州のシンボルとして残してほしいと思いつつ、
跡地に入る予定の、某商業施設の方は更地で引き渡しを希望しているようで…
恩情でどうにかしてもらえないかなと勝手に思っている次第です…。
僕がすさまじい資産家であの土地を買えるほどの大富豪だったらいいなぁ
なんて。
現実は難しいものですね。
そんなスペースワールドですが、遊園地にはよくある話で
観覧車に乗るとカップルは別れるとか言われますが、
もう一つよく言われる逸話の一つとして出てくるのが、
【おばけ】。
とかく遊園地にはおばけが出るという噂がよく立ちます。
人生で一度も幽霊を見たことがない僕ですが、この手の話だけはよく聞きました。
特に夜中。
裏の機械室に出るとか、
クライマックスの暗い洞窟でひょっこり出てくるみたいな。
人が集まるところ、特に人が楽しんでいる場所にはおばけは集まりやすいようで、折に触れて先輩たちから聞かされていました。
とはいえ、霊感のない僕。
全く信じていませんでした。
…この流れ、幽霊出て来ると思いますよね。
でも、結局よくわからない…。というお話。
エイリアンパニックというおばけ屋敷みたいなところで
僕が火星に探索していたところ、宇宙人にエイリアンにさせられてエイリアン(おばけ)化し、 助けに来たクルー(お客様)を襲っていた頃。
(説明がわかりづらくてすみません…。設定を、夢を壊すわけにはいかないのです…。)
エイリアン化した僕は暗い部屋に待機して、時折砂嵐が入るような古びたブラウン管テレビで助けに来たクルー(お客様)が入ってきたら襲いかかろうとする。
そんなエイリアンでした。
子どもたちはキャーキャー言って走って逃げるし、
大の大人でも結構怖がってくれるのでこちらとしてはなかなか楽しいものです。
面白いもので人は恐怖に襲われると、
本性が出るというか、一見おとなしそうな女性でもすさまじく汚い言葉を使ったり、下手すると持っているバッグを投げつけられるみたいなことも…。
エイリアンとしては内心そのくらいの方がめちゃくちゃ楽しいです。
一番悲しいのは何もリアクションしてくれない人…。
ちらっと見て平然として行く人はちょっぴり悲しく、寂しくなります。
慣れている方、怖くない方は少しくらいは驚く演技をする気遣いもできればお願いします。
元エイリアンからのお願いです…。
とある時、ブラウン管テレビに子どもの影が映ったので
脅かそうと颯爽と出てきて見ると、
はて、誰もいないんです。
確かに画面には映っていました。
通る時は足音が聞こえるし、走ればなおわかるので行った後もわかるのですが、
それもプッツリ消えている。
はて…。
あれは何だったのだろうか…。
疑問だけ残して自分の持ち場にまた戻っていきました。
確かに画面に映っていたし、
誰か来ている感じはあったのに…。
あれは何だったのか、
未だに謎のままです。
人だったのか、
はたまたおばけだったのか…。
今でも鮮明にあの時のことは覚えています。
気になります。
真相は今でもわかりませんが、楽しんでくれたのだったらいいなと思います。
逆に僕を脅かして楽しませてくれたのかもしれません。
お化け屋敷に入ったらいつの間にか人数が増えてる、
なんて素敵なことが起こったらいいですね。
スペースワールドの遊具たち、
一つでも多くの行き先が決まりますように。
今回のちょっぴり、まったり、ほっこり。
BGMはゲゲゲの鬼太郎でお送り致しました。
次回は“はたじぃ”こと畠中のエピソードをお届けします。
お楽しみに!